天然檜と人口ひのき

天然檜と人工ひのき

「人工林木曽ひのき」とは人の手を加えて育成、管理されたひのきで、「天然木曽檜」は自然生態の中で育ったものです。

ここでは、人工のものを「ひのき」とひらがなで、天然のものを「檜」と漢字で表記しています。人工林は成長が早いといわれますが、木曽では急激に成長することはありません。それは、夏でも涼しく、冬は厳しい寒さに耐えて育つためです。
厳しい環境で育った人工林木曽ひのきは、他地域より緻密で目詰まりがよく、耐久性の高いひのきです。また天然の木曽檜に比べると、手ごろな価格で求めることができます。

下の写真を見比べてみてください。年輪(木目)の幅の様子の違いがはっきりとわかります。

檜イメージ写真
檜イメージ写真

注:写真は特長がわかりやすいものを撮影してあります。自然素材のため、同じ木目はありません。

天然の木曽檜と人工林木曽ひのきは比べてみると違いはありますが、これはどちらが優れている、というものでもありません。伐採量の少ない天然の木曽檜はどうしても価格も上がります。
天然の木曽檜も、人工林木曽ひのきも、適材適所に適当価格のものを使っていくことが一番よいことだと思います。当店では、お客様のニーズに合わせたものをご提案させていただきます。

他の檜との違い

檜イメージ写真

檜は国内では、福島県を北限として九州・屋久島まで広く分布しています、有名なところでは、吉野檜(奈良県)、紀州檜(和歌山県)、東濃檜(岐阜県)などでしょうか。

国内の檜は育つのに30~40年かかるのが一般的です。
これに対し、木曽檜は70~80年かかります。

なぜ木曽檜がそんなに時間がかかるのかというと、木曽という地域が気温が低く、冬は特に寒さが厳しいためです。この寒さが、約2倍の歳月が、他の檜と違いをうむのです。
木曽檜は他の檜と比べると年輪が細かく、木目も素直で、柔らかい材質です。そのためくるいが少ないのが大きな利点で、加工がしやすく、造作材や建具材に適しているとされています。

また、檜は海外でも生産されており、有名なのは台湾産のタイワンヒノキです。タイワンヒノキは日本産のものより少し黄色がかった色合いで、重硬で脂(ヤニ)分が多いとされています。
以前は輸入され社寺建築等にも広く利用されていましたが、近年になって、台湾で天然林の伐採が禁止、もしくは縮小されるようになり、それに伴い価格が大幅に上がり、国内産のものとそう変わらない(外材の小物はかえって高い)単価になっています。

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